生前整理の順序

「生前整理 何から始める?」を「Chat GPT」に聞いてみました。

生前整理を始める際には、以下のステップに従うことができます。

1)目標の設定
まず、生前整理の目標を明確にしましょう。
整理の目的は何かを考え、それに合わせて計画を立てます。不要なアイテムを整理するなど、目標を設定しましょう。

2)優先順位付け
生前整理の範囲を明確にし、どの部分から始めるか決めましょう。
部屋ごとに優先順位をつけることで、全体が圧倒的にならずに進められます。

3)物品のカテゴリー分け
物品をカテゴリーごとに決めることが重要です。
例えば、衣類、書類、家具、記念品など、関連するアイテムをまとめて整理しやすくなります。

4)不要なものの選択別
カテゴリーごとに、不要なものを選び別しましょう。
使わないもの、壊れたもの、必要のないものを感謝します。
これらのアイテムを寄付、リサイクル、処分する方法を考えましょう。

5)特別なアイテムの整理
大切なアイテムや記念品は特別な注意を払い、保管方法を決めましょう。
アルバム、フォトフレーム、ジュエリーなどは、きちんと整理・保管することが重要です。

6)書類整理:
書類は特に重要です。
遺言書、保険証券、銀行口座情報などの重要な書類を整理し、必要な人がアクセスできる場所に保管しましょう。

7)デジタル整理
デジタルファイルも整理しましょう。
コンピュータファイル、電子メール、オンラインアカウントなど、デジタル遺産も一応入れましょう。

8)遺族とのコミュニケーション
遺族に整理の進捗状況や大切な情報を共有しましょう。

9)専門家の協力:
必要に応じて、生前整理の専門家や専門家の協力を受けることを検討しましょう。

生前の整理は時間とエネルギーを大事にプロセスしますが、計画的に進めることで、家族に負担をかけずに整理を行うことができます。
整理作業を進める際に、感情的なつながりや思い出にも注意を払いつつ、効果的に整理を進めましょう。

以上が、「Chat GPT」の返答でした。

 

生前整理について

ここからは、筆者が補足をしてゆきます。

 

1)生前整理を行うメリット

生前整理を行う事のメリットですが大きく3つあります。

一番のメリットは残された家族の負担軽減です。
特に、物が多い生活をしている場合、遺族には負の遺産でしかありません。
2つ目は、相続トラブルへの対策です。
これは、保険や証券、登記関係の書類の整理と、スマホやパソコン、ネットバンキング等のIDやパスワードを遺族に判るようにする事です。
3つ目は、自らの生活の整理が出来る事で、心の負担軽減や、生活の負担が減る事です。

 

2)生前整理の適正年齢

生前整理を行う適正年齢ですが、55歳くらいから始めるが良いでしょう。
この理由ですが、2つあります。
①体力の衰えや病気
だんだん体力が衰え、ガンや事故、今回のコロナのように、本人が望まない形で死んでしまう可能性が、55歳以降は高くなるからです。
②両親の世話
自分の両親の世話が始まるのが大体60台なので、遺言書を書く余裕がまだあるのがこの辺の年齢

 

3)生前整理を行う順番

次に、何から手を付けてゆくのか?という点ですが、私の生前整理での経験から記述いたします。

①デジタル関連整理
もしもの場合、遺族が一番困るのが、パソコンやスマホ関係のIDやパスワードです。
よって、ネット証券、ネットバンク(銀行)、LINE、インターネットメールアドレス(ヤフー、グーグル等)、アマゾンや楽天市場などのオンラインショップアカウント、定期視聴TV(NETFLIXや、アマゾンプライム、ディズニープラス等)、携帯電話契約、インターネット契約(光回線)、課金をしている場合のYoutube、課金制のスマホゲーム等のIDやパスワードを一覧表にしておきましょう。
また、この際に、亡くなった後に、遺族に見て欲しくない物(恥ずかしい物等)がPCにある場合は、外付けハードディスクに移行させるか、消してしまうのも良いでしょう。

②書類
これは、①以外の書類を指し、保管場所などが判るようにしておくことが重要です。
また、①のパソコンやスマホ関係のIDやパスワードも、書類にまとめて置けばここに一緒に保管すると尚良いでしょう。
主な物は、通帳と印鑑、保険、証券、マイナンバーカード、土地の権利書、ローン関係書類、負債等です。

③遺言書を書くための整理(相続が発生するもの)
自らが亡くなった際にして欲しい事や、して欲しくない事決める。
土地や家屋や金銭の相続について
相続人の把握(現在住んで居る家族以外の相続人がある場合も記述する)

④遺言書作成
上記、①~③までの内容を整理し、作成する。
財産目録等は、パソコンでの作成した書類を遺言書に添付すれば大丈夫ですが、遺言書は法務局で保管をする必要があります。(遺言書は自署が必須)

⑤身の回りの整理
趣味品や、現在住んで居る家の中の私物の整理

 

まとめ

なぜ最後に、身の回りの整理(趣味品や、現在住んで居る家の中の私物の整理)なのか?という点ですが、これは基本的に、自身が亡くなった後、遺族が一番困る物相続という問題から整理した方が良いからです。
私も簡単ですが、生前整理を致しました。
私の場合は、上記①~③ですが、それでも、頭の中は整理が出来たので軽くなり、同時に心も軽くなりました。
また、家の中の整理は、なかなか大変な作業と労力が必要であることと、先にデジタル整理や書類整理、遺言書の作成をした方が、物への執着が無くなるからです。
先にしてしまうと「いつか使うかもしれない」と考えがちですが、これが「今まで使う機会が無かったから、必要ない物だ」という風に、頭が切り替わるのです。
要は、あの世に物は持って行けないと言う事を悟るからです。
これを悟った方は、自ら少しずつ自分の物を整理し、捨てていくようになります。

身の回りの整理の際に、お困りの場合、一度弊社こころテラス東海にご相談ください。
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