家の解体費用はどのくらい

今回は、遺品整理の際に、お客様によくご質問を受ける内容です。

 

「家の解体費用はどのくらいかかりますか?」を「Chat GPT」で調べると以下の返答でした。

家の解体費用は、様々な要因によって大きく異なります。以下は、解体費用に影響を与える主な要因です。

1)建物の規模と構造
解体する建物の広さや構造が、費用に大きな影響を与えます。
大きな建物や特殊な構造を持つ建物は、解体にかかる作業量が多く、それに伴って費用も高くなります。

2)建物の素材と安全規制
建物が木造、鉄骨、コンクリートなどの異なる素材で構築されているか、またはアスベストなどの特殊な素材が含まれているかによっても費用が変わります。
また、安全規制のために特殊な対策が必要な場合もあります。

3)立地条件
建物が立地している環境やアクセスのしやすさも費用に影響します。
例えば、他の建物に近接していたり、狭い場所にある場合、解体作業がより複雑になり、コストが上がることがあります。

4)地域の労働力コスト
地域ごとに労働力のコストが異なるため、地域差が解体費用に影響を与えることがあります。

5)解体業者の選定と料金体系
解体業者によっては、料金体系が異なります。
坪単位での単価や、作業にかかる時間や人員に基づく見積もりが行われることがあります。

一般的に、家の解体費用は数百万円から数千万円に及ぶことがありますが、具体的な条件によって変動します。
解体を行う前に、複数の解体業者に見積もりを依頼し、詳細な状況に基づいた見積もりを取得することが重要です。

以上が、「Chat GPT」の返答でした。
筆者が補足をしてゆきます。

 

家の解体費用

1)延べ床面積を知る

まず解体する場合は、その家の延べ床面積(坪数)を調べてください。
単純に、坪単価は平均して3~4万円なので、30坪の延べ床面積なら90万円~120万円の解体工事費となります。(30坪×3万円~4万円)
50坪なら150万円~200万円と言う事です。

 

2)家の作りを知る

次に、家が何で作られているのか?を調べてください。
木造なのか、鉄骨造(軽量鉄骨造も含む)、鉄筋コンクリート造(RC造)によって、費用が変わります、
解体が比較的容易な木造の場合の坪単価平均は、2~4万円なので、30坪の延べ床面積なら60万円から120万円の解体工事費となります。(30坪×2万円~4万円)
鉄骨造の場合は、坪単価平均は、3~7万円なので、30坪の延べ床面積なら90万円から210万円の解体工事費となります。(30坪×3万円~7万円)
鉄筋コンクリート造の場合は、坪単価平均は、4~8万円なので、30坪の延べ床面積なら120万円から240万円の解体工事費となります。(30坪×4万円~8万円)
家が頑丈になる程、廃棄の際の分別が難しくなるので、坪単価が上がるのです。

 

3)解体時の坪単価や価格が変わる要因

次に前述の坪価格が変動する要因は、家に隣接する道路の広さと、隣接する家との距離です。
簡単に言えば、隣接する道路から重機やトラック(4トン以上)が入れるのか?という点と、足場で囲いを作る事で解体時の飛散の防止や、瓦など手で撤去をする場合に設置するのですが、足場が組めるのか?という点です。
これらで、坪単価が変わってくるのです。

また別に解体工事の価格が高くなる要因が2つあります。

① 地中埋設物が出た場合(瓦、コンクリート、レンガ、杭)

瓦やレンガは、古い古民家の解体で、地中に埋まっていることがあります。
これは、昔家を建て替える際に、瓦をそのまま埋めて、その上に家を建てるケースが多かったためです。
杭は、地盤が悪い土地に建てられた家の基礎として入れて在る場合です。
埋まっている物によっても違いますが、個人宅(土地面積が40坪程度)で、費用は20~30万掛かります。

②アスベスト建材を使っていた場合

1950年以降から2006年9月までに建てられた家の解体でアスベスト(石綿)含有建材が出てくる場合があります。
石綿は、安価で高品質、耐火性に優れていたので、建材をして使われていましたが、健康に害を及ぼすと言う事で、2006年9月より法によりほぼ完全な生産使用禁止となったのです。
2023年4月からは、解体前に家の建材の検体を取り、石綿含有建材の有無を調べなければならなくなり、この調査結果を申請しないと解体工事が出来なくなりました。
木造ではまず出てくる可能性は低いのですが、石膏ボードなどに含まれている場合があります。
また倉庫などのスレート板(成形板)にも使われていました。
鉄骨造の場合は、耐火被膜として吹付や囲い込みをしている場合があり、この場合は除去に非常に高価な金額が掛かります。(何百万単位)
コンクリート造の場合は、外壁に塗られた塗料の接着剤に含まれていることがあります。
塗料除去工事の場合は、家の大きさにもよりますが、100万円以上になるでしょう。

 

まとめ

以上が解体時の費用の目安ですが、まずは延べ床面積と、家の作りである程度の目安が判ります。
また、隣地との距離や、境界線の杭の有無により測量などの費用が掛かる事もあります。
埋設物や建材の事もあるので、目安から2から3割高くなると思っておけば良いと思います。

 

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