自宅でできる!ベッドマットレス解体

今回は、家で不用となった時に、廃棄に困るベッドマットの解体について記述します。
この記事では、ベッドのマットレスを自分で解体し、リサイクルや適切な廃棄をするためのステップと注意点をご紹介します。

ベッドのマットレス解体方法と順序

スプリングマットレスは、その種類によって解体方法が異なります。
一枚物のスプリング、ポケットコイル、ダブルポケットコイルなど、多様な種類が存在し、それぞれに適した解体方法があります。
ここでは、一般的な解体方法を説明し、開始前の準備についても解説します。

1)準備する物
カッター、ハサミ、手袋、番線カッター(ボルトカッター)
カッターは、ベットの布を切り裂いたりする際に使いますが、手袋は手の保護の為に着用します。
ハサミも同様に切り裂く際に使用します。
番線カッターですが、これは中のスプリングに金属の輪が固定部品として入っていることがあるので、これを切るための道具です。

2)マットレスを開く
マットレスと立て、カッターかハサミで、横の布を切り裂き中を露出させると、中の構造が判ります。
ぐるっとマットレスの横部分を切り裂いてください。
一枚物のスプリングマットレスは、スプリング、木の繊維、プラスチック、薄手のクッション、布などさまざまな素材から構成されています。
解体は比較的容易ですが、スプリングに中綿が絡みついている場合は苦戦することもあります。

3)クッションを切り離す
スプリングと布部分を分離するには、スプリング部分を足で固定し、布部分を両手で引っ張ります。
しかし、布がスプリングに固定されている場合、綺麗に剥がすのは困難ですが、この場合に応じて番線カッター等を使用すると容易に剥がれます。
この作業によりリサイクル率が大幅に向上します。

4)コイルの取り出し口を作る
ポケットコイル式の場合、ポケット部分の上側をバーナーであぶり、取り出し口を作ります。
これにより、スプリングを一つずつ取り出せるようになります。
また、カッターで上部分を横に切り裂いていき、取り出す方法もあります。

5)コイルを取り出す
取り出し口が確保できれば、スプリングを上に引っ張り上げる作業を繰り返します。
この作業には時間がかかりますが、最終的に木、鉄、布、クッションを分別し、リサイクル率を65%に向上させられます。

6)廃棄
布やクッション部分、木は45Lゴミ袋に入る大きさまで切ると、可燃ゴミで廃棄できます。
金属スプリングは部分は、近くの金属買取会社に持ち込むと引き取ってくれます。
コイルスプリングは、金属買取会社でも引き取りますが、不燃ゴミの日に出すことも可能です。

 

まとめ

自宅で出来るマットレスの解体方法でしたが、これは、自治体によっては、ベットマットレスは、混合ゴミと言って、廃棄の際に高額な廃棄代を取られる場合もある事から記述を致しました。実際に作業する際は、カッターなどを使用するので、安全策を取る事が重要です。
カッターの刃を自分に向けない、必ず手袋を着用し、長袖を着て作業する等の安全対策を十分に取ってから解体をしてくだださい。
手袋は、軍手ではなく、ワークマン等で売っている手のひら側がゴムで覆われている物を使用すると良いでしょう。

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