
古い写真やアルバムは、処分しようと思っても手が止まりやすい物です。
写っている人の顔や思い出があるため、普通のごみと同じようには扱いにくいと感じる方もいます。
一方で、実家整理や遺品整理では、写真が何箱も出てきて保管場所に困ることがあります。
処分する時は、個人情報と気持ちの両方に配慮しながら進めることが大切です。
ここでは、写真を処分する方法と、残す写真を選ぶ考え方を整理します。
写真には、顔、住所が分かる建物、車のナンバー、学校名、勤務先などが写っていることがあります。
そのまま捨てると、個人情報が見える状態で外へ出てしまうため、不安が残ります。
少量であれば、ハサミで細かく切る、シュレッダーにかける、顔や住所が分かる部分を見えないようにしてから捨てる方法があります。
ガムテープで写真同士を貼り合わせ、表面を見えにくくする方法もあります。
漂白剤を使って処分する方法を見かけることがありますが、薬剤の扱いには注意が必要です。
臭いや皮膚への刺激があり、他の洗剤と混ざると危険な場合もあります。
家庭で行うなら、無理に薬剤を使わず、裁断や目隠しで対応する方が安全です。
大量にある場合は、一度に処分せず、残す写真と処分する写真を分けてから進めましょう。
アルバムは、写真だけでなく、台紙、フィルム、金具、布、プラスチックカバーが混ざっています。
自治体によって分別が異なるため、そのまま可燃ごみで出せるとは限りません。
金具が外せる場合は外し、写真と台紙を分けられる範囲で分けます。
重いアルバムをまとめて袋に入れると破れることがあるため、小分けにして出すと安心です。
古いアルバムは、カビやホコリが付いていることがあります。
作業中はマスクを着け、換気しながら進めましょう。
写真が貼り付いてはがれない場合は、無理に剥がすと破れてしまいます。
残したい写真はスマートフォンで撮影したり、スキャンしたりしてデータ化する方法もあります。

写真整理では、すべてを残すか、すべてを捨てるかで考えると苦しくなります。
まずは、家族が写っている写真、故人らしさが分かる写真、行事や旅行など節目の写真を残す候補にします。
同じ場面の写真が何枚もある場合は、表情がよいものを数枚だけ選ぶと量を減らせます。
誰が写っているか分からない写真は、分かる家族に確認してから判断しましょう。
故人の写真は、形見分けとして家族に渡すこともあります。
ただし、受け取る側にも保管の負担があるため、無理に大量に渡す必要はありません。
小さなアルバムにまとめる、データで共有する、数枚だけ残すなど、家族に合う形を選びましょう。
写真は量より、見返せる状態にすることが大切です。
遺品整理では、写真の量が多く、作業が止まってしまうことがあります。
思い出に触れるたびに手が止まるのは自然なことです。
退去や売却の期限がある場合は、写真だけを別箱にして、後で家族で見直す方法もあります。
期限内に家財を片付ける必要がある時は、判断する物と一時保管する物を分けると進めやすくなります。
こころテラス東海では、愛知県、岐阜県、三重県近郊で、写真やアルバムを含む遺品整理をご相談いただきます。
写真は不用意に処分せず、作業中に見つかったものを分けて保管することもできます。
家財の搬出と、思い出の整理は同じ速度で進まなくても大丈夫です。
気持ちが追いつかない物は、処分を急がず、確認できる形で残しておきましょう。

写真を処分する時は、顔や住所などの個人情報が見えないようにしてから捨てましょう。
少量なら裁断やシュレッダー、ガムテープでの目隠しが使えます。
漂白剤などの薬剤を使う方法は、臭いや安全面に注意が必要です。
アルバムは、写真、台紙、金具、カバーなど素材ごとに分別が必要な場合があります。
遺品整理では、残す写真と一時保管する写真を分け、無理にその場で判断しないことも大切です。