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遺品整理でお金が出てきたらどうする?相続税や相続放棄への影響を解説

2026.06.03

遺品整理を進めていると、予期せぬ場所から現金が見つかることがあります。
それは、故人が大切に保管していた思い出の品々の中に紛れ込んでいるかもしれません。
思わぬ発見は、故人の人柄や習慣を垣間見るきっかけにもなりますが、同時に、その現金の取り扱いや法的な手続きについて、どのように対応すべきか戸惑うこともあるでしょう。
今回は、遺品整理中に現金が見つかった場合の基本的な考え方から、具体的な対処法、そして発見しやすい場所について解説します。

遺品整理でお金出てきたらどうする

相続財産として扱う

遺品整理の過程で発見された現金は、故人の所有物として、すべて相続財産に含まれます。
たとえ整理を依頼した業者が発見したとしても、それは相続人のものです。
自宅のどこで見つかったとしても、その現金は相続財産として、他の遺産と共に相続人同士でどのように分けるかを話し合う必要があります。

相続税の申告対象となる

発見された現金は、遺産総額の一部として相続税の課税対象となる可能性があります。
相続税には基礎控除額が定められていますが、遺産総額がそれを超える場合は、申告と納税が必要になります。
相続開始を知った日から10ヶ月以内が申告期限ですので、少額の現金であっても申告漏れとならないよう注意が必要です。

相続放棄に影響する恐れ

もし相続放棄を検討している場合、見つかった現金を受け取ったり、勝手に処分したりすると、相続する意思があるとみなされ、相続放棄ができなくなる恐れがあります。
相続放棄は、プラスの財産もマイナスの財産も一切相続しないことを法的に宣言する手続きです。
そのため、現金を発見した際には、その取り扱いに慎重になる必要があります。

遺品整理でお金が見つかりやすい場所

衣類やカバンの中

衣類のポケットや、普段使っていたカバンの中は、現金が見つかりやすい場所の一つです。
特に、コートのポケットやハンドバッグ、リュックサックなどは、無意識のうちに現金を入れたままになっていることがあります。
故人がよく身につけていたものや、持ち歩いていたものを丁寧に確認することが大切です。

家具の隙間や隠し場所

タンスや食器棚などの家具の隙間、あるいは引き出しの奥なども、現金が隠されていることの多い場所です。
また、座布団の下、畳の下、さらには空き缶や箱の中に隠されているケースもあります。
故人が「誰にも見つからないように」と意図的に隠していた可能性も考慮し、家具の内部や物陰を注意深く探すことが重要です。

封筒や袋の中

ご祝儀袋や、何かの記念にもらった袋、あるいは単に一時的に保管するために使った封筒なども、現金の隠し場所となり得ます。
特に、あまり使われなくなったタンスの奥にしまってあった着物の中から、ご祝儀袋に入ったままの現金が見つかるといったケースもあります。
これらの袋や封筒は、中身が分からないまま処分しないように注意が必要です。

まとめ

遺品整理の最中に現金を発見することは、決して珍しいことではありません。
それは故人の生活の一部であり、相続財産として法的な手続きを経て分与されることになります。
見つかった現金は相続税の申告対象になる可能性があり、また、相続放棄を考えている場合には、その取り扱いに細心の注意を払う必要があります。
衣類やカバンの中、家具の隙間、封筒や袋の中など、意外な場所から見つかることも少なくありません。
故人の意思を尊重し、適切な手続きを踏むためにも、落ち着いて対応することが大切です。

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