物が多い家にしないための心がけ(断捨離・終活の心がけ)

「物が多い家にしないための心がけ」

仕事柄、物が多いご家庭を沢山見ておりますので、お客様よりアドバイスをくださいというお声が多かったので、幾つかのポイントを記述します。
これらはごく基本的な事で、物が少ない家庭の方は自然に実践できている事です。
ここでのポイントは、自分の行動と、物が少ない家庭の方の行動が違う事を認識してもらう事です。

1)物を置くスペース(場所)を決める

物が多い家は、色々なところに色々な物が置いてあります。
食品、洗剤、生活雑貨、電池、鍵、リモコンなど、全ての物の置くスペース(場所)を決め、そのスペースからはみ出るなら物を買ってはいけません。
増えるばかりですご注意ください。物は最小限でも生活は出来ます。むしろ気持ちが良い生活が出来る事を知りましょう。
面倒でも、モノを使い終わったら、決めたスペース(場所)に必ず戻してください。これが物が多い家にしない第一歩です。
また、床に物を置かないと言う方法も、物が少なくなポイントなので、実践をしてみると良いでしょう。

2)いつか使うだろうで、モノを買わない

いつか使うつもりでも、永遠に使わない物は沢山あります。
その時になって買っても、全く不便はありません。
基本的には、使う時に買えばよいのです。
直ぐに使う物なら買えばいいのですが、在ったら良いだろうな・・という安易な考えだけで購入しない事です。
また人から物を貰う時も、直ぐ使うモノじゃない限り、貰ってはいけません。
スーパーや薬局での特売で、既に家に沢山ある物を再度買って「得をした」と思っているのは間違いです。
また特売日はありますし、使い切る寸前で買っても問題はありません。
ましてや、使用期限がある食品(缶詰、飲み物等)を大量に賞味期限切れにしてしまっては、無駄ですし、結果損をしている事に気が付くべきです。

3)押入れなどの奥にしまい込んである物を見直す

次の①~⑦の物が、お仕入れや、収納、倉庫に眠ったままの場合は、見直してください。

①自分の子供の小さい時の玩具や、絵、服などが眠っていませんか?

その時は、子供に要るのかどうか聞いてください。
ほとんどの子供が、今の自分には必要ないので「要らない」と答えます。
もし「要る」と言ったら子供の家に送ってください。
また自分の要らなくなった物を、実家に送る子供が居ますが、これも大量に眠っている場合があります。
自分が捨てられないだけなので、送らせず、もう捨てるよと連絡してください。

②古い衣類が大量に眠っていませんか?

よく考えて下さい。「いつか着るかもしれない」で何年眠っていますか?
流行も変わっていますし、体のサイズも変わっています。

買っとき高かったから捨てられないという方も居ます。
あなたが恐れている「後悔」をする事はありませんので、捨てましょう。 新しい服を買えばよいのです。

③必要ではない書類が溜まっていませんか?

レシートや領収書、振込済みの用紙が大量にありませんか?
個人事業主でもない限り、そんなものは取っておいても何にもなりません。
最低でも1年以上前の物は捨てましょう。

④レコードやカードゲーム、カセット、ビデオテープ、フィギュアなどが大量にありませんか?

もう使わなくなってどれだけ経ちますか?
もうまず使うことは無いと一度考えてみてください。
売れるモノは、売ってお金に換えたほうが生産的です。
再度、使うことが有れば買えばよいのです。但し、そんなことはまずないでしょう。

⑤頂いた贈答品が未使用で箱のまま眠っていませんか?

開封せず使っていない物は、自分に必要にない物です。
いつか使うかも?で使っていない物は、これからも使いません。
未使用品なら売れるので、売ってしまいましょう。

⑥使わない過去の趣味の物が大量に眠っていませんか?

その時に、再度始める気が無いのなら、全く必要ありません。
売るか、捨てるかしましょう。

⑦使わなくなった古い家電品、ストーブ、食器などが眠っていませんか?

丁寧に袋などの入れられ、何が入っているか分からない状態で、しまいっ放しという場面が遺品整理や生前整理の場面でよく見かけます。
使わないなら、捨ててしまいましょう。

 

 

3)衣類・寝具は、四季で入れ替えする

ハンガーにかけっぱなしで、衣類がホコリをかぶっていませんか?
帰宅したら、脱ぎっぱなしにして、衣類の山になっていませんか?
めんどうでも「洗濯する」「たたむ」「しまう」を心がけましょう。
四季で入れ替えをしていれば、見直すことも出来ますし、買い替え時も判りますので、不要な衣類が溜まる事はありません。

4)ダンボールや空箱は捨てる

何時か売る時が来るかも?といって、ダンボール箱をとっていませんか?
高級ブランドの箱じゃない限り、箱はすぐに捨ててください。
再度、箱に入れてしまう物なんて、ほとんどありませんし、箱を付けて売れるのは、高級品だけです。
物が多い家には、大量に段ボール箱や空箱があります。
直ぐにエコステーションに持ち込みましょう。スペースの無駄です。

5)財布をパンパンにしない。また小銭を大切にする

ゴミ屋敷、汚部屋の方は、ゴミを片付けると床に小銭が散らばっています。
また、財布もポイントカードや、レシートなどが、入っているお札よりも多く、パンパンに物が詰まっています。
こうなると、小銭は入れられないので、小銭の扱いが雑になるのです。
こうならない為には、お札入れと、小銭入れを分けて持つのです。
レシートはすぐに捨ててください。
家計簿をつけているのなら、つけたらすぐにレシートを捨てましょう。(アプリで、写真を撮れば簡単に家計簿が付けられるものもあります。)
ポイントカードも、溜まっていない物や、行く頻度の少ない物は捨てましょう。
可能であれば、お札は顔を揃えて綺麗に入れると尚良いでしょう。
お金は、お金を大切にする人に回って来ます。

6)靴は靴箱にしまいましょう。

玄関に靴が出しっぱなしで多いと、幸せになれません。
もちろん、靴の臭いも充満するので、良いことはありません。
靴箱に入れられないほど靴があるのであれば、履かない靴からどんどん捨てましょう。

 

まとめ

①物を置くスペースを決め、使ったらそこに必ず戻す。
②しまってある古い物を見直す。③決めたスペースからはみ出る場合、使っていない物を捨てるか売る。
④購入する際、本当に使うか考えて買う。いつか使うだろう?なんて物は、必要な時に買ってください。
以上ですが、上記の心がけは、最初から出来る人など居ません。
めんどうでも繰り返すことで、それが「普通」になります。
自分で「頑張っているのが疲れる」なんて思わず、癖にするのです。
演じていれば、それがやがて自分になります。

頑張ってください。こころテラスは、そんな皆様を応援をしています。

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