
こんにちは。
名古屋の『こころテラス東海』です。
今回は、入院中のお婆様が退院後に在宅介護を受けられる準備として、ご姉妹お二人からご依頼いただいたご実家の家財整理の施工事例をご紹介します。
物が溢れかえった3階建て6LDKのご自宅。
1階のリビングはご家族で整理されましたが、2階・3階・キッチンの片付けは独力では難しく、清掃も含めた作業を弊社にて承りました。




3階の床は段ボールや衣類が散乱し、足の踏み場がない状態でした。
ハンガーラックには大量の衣類、奥の棚も物で埋まっていました。
作業によりゴミをすべて撤去すると、埋もれていた机・椅子・ソファが現れました。
また、押入れの中身は見積もり時に確認できなかったのですが、実際には3畳ほどの広さがあり、物量も多く、作業工程に大きく影響するほどの内容でした。
全体の清掃も含め、居室として再利用できる状態に復旧しました。




2階の廊下の押入れ前には段ボールや袋が山積みで、通行が困難な状態でした。
これらを撤去して通路を確保し、介護が行いやすい安全な動線を回復。
押入れ自体の整理も行い、収納スペースを再生しました。
物量としてはそこまで多くなかったものの、歩行を妨げる危険要素がなくなったことで、安心して利用できる環境となりました。


左手・右手の2部屋は、どちらも段ボールや布団、生活雑貨で天井近くまで積み上がっており、立ち入ることも困難な状態でした。
特に生活雑貨や日用品の量が多く、過去にご姉妹が使用されていた部屋の家具はほとんどが物に埋もれていました。
中にはチラシで安くなった食料品やトイレットペーパー、洗剤などが大量に保管されており、収納を大きく超える物量がありました。
整理後は、部屋が空っぽになり、改めてその広さを実感できる状態となりました。

食料品が多く置かれていたため、部屋にはネズミの糞やかじり跡が点在しており、害獣の痕跡が明らかに見られました。
これらもすべて除去し、衛生面を重視して丁寧に清掃しました。
特に食料関連の場所は、消毒を含めた対応を行い、再利用可能な空間として整備いたしました。


1階のキッチンには、床や調理台の上に調理道具や雑貨が散乱していました。
今回、すべてを撤去し、床面・調理スペースともに清掃を実施。
使用後に溜まっていた油汚れなども丁寧に落とし、再使用できる状態に戻しました。
今後、ご家族の誰もが安心して使用できる清潔なキッチン空間が整いました。

今回の作業は、ご姉妹お二人がご実家で在宅介護をするために不可欠な家財整理でした。
2階と3階の部屋、廊下、押入れ、キッチンを中心に、大量の物品を2日間かけて撤去・清掃し、合計で約35立方メートル、実質50立方メートル近い廃棄物を処理しました。
家具や棚などは板に解体してから搬出することで、廃棄コストの削減にも努めました。
ご家族の努力と私たちの作業で、お婆様が安心して過ごせる空間が整ったことを、大変嬉しく思っております。
ご退院後、お元気にお過ごしになられることを、心より願っております。
遺品整理・生前整理のことならこころテラス東海へおまかせください。
名古屋、四日市など愛知・岐阜・三重からの幅広いご依頼をカバー、東海エリアで遺品整理・生前整理・ゴミ屋敷清掃を通じてご依頼者様の心の負担を軽くするお手伝いをさせていただきます。
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