生前整理や遺品整理を行う際には、業者に依頼する方も多いですが、そもそも生前整理では何をするのか、事前に理解しておくことは非常に大事なポイントです。遺品整理についてはわかるものの、生前整理とはどのような内容なのか、よく理解できていないという方も多いでしょう。

生前整理とは、身のまわりの品物の整理を亡くなる前にできる限り済ませておくこと。生前整理で行うことは、例えば以下のとおりです。

• 不用品の仕分け
• 思い出の品やコレクション品の整理
• 貴重品の整理

まず、不用品は何があるのかを把握してできるだけ処分しておきましょう。思い出の品や趣味の品、自分の作品など、迷うものについては無理に処分する必要はありません。いざというときに困らないように、箱などに入れて仕分けておくとわかりやすいでしょう。

貴重品の整理も忘れずに行っておきたいところです。相続にもかかわってくるものなので、親族が把握しやすいように、こちらも一つの箱に入れてまとめておくのがおすすめです。

生前整理で重要なのは、財産目録の作成をしっかりと済ませておくことです。残す遺産をわかりやすくまとめたものを財産目録と言い、預貯金や不動産などのプラスの財産から、借金などのマイナスの遺産までを抜け漏れなく書き記しておきます。

財産目録がなくても遺産相続は可能ですが、財産目録を用意するのは、残された家族がすぐに財産を把握できるという点で、大きなメリットがあるといえます。財産が多ければ多いほどトラブルにつながりやすいため、事前に相続人が困らないように、準備をしておくのは大事な生前整理の一つになります。

目録をまとめる際には、プラスの財産とマイナスの財産に分けて、わかりやすくリストアップしておくのが望ましいでしょう。間違えないためにも、次に解説する遺言書と併せて、作成の際には弁護士などの専門家に相談するのもよいでしょう。

三重や愛知などの地域で遺品整理・生前整理を受け付けているこころテラス東海では、遺品整理・生前整理の実績も公式HPにてご紹介しております。三重で遺品整理や生前整理のご依頼をお考えの際には、ぜひご相談ください。

生前整理では、遺言書の作成も重要になってきます。遺言書は、どの財産を誰にどういった形で相続させるのか、被相続人の意思を書き記しておくものです。財産目録を作成するなら、遺言書も併せて作成しておきましょう。

遺言書は法的な効力を持つ書類になるため、決まった形式で書いておかないと無効になります。そのため、せっかく自分自身で相続方法を希望しても、その希望は通らないということになってしまいます。

遺言書には自筆証書遺言、秘密証書遺言、公正証書遺言の3つの種類があります。作成方法の際には間違えないように、専門家にも相談しつつ、慎重に行うのがおすすめです。

生前整理では家族の負担を減らすためにも不用品の整理を済ませておきましょう。生前整理の際には、不要なものをできるだけ処分しておき、遺品として残るものを減らしておくのがおすすめです。そのほうが亡くなった後に家族に負担をかけることもなくなります。

使わない不用品を把握できたら、処分方法を検討していきます。捨てるのか、それとも売却するのか、処分方法は様々です。燃えるゴミや資源ゴミとしてゴミ収集の日に出せるものなら問題ありませんが、粗大ゴミは自治体のルールに従って出さなければなりません。

生前整理や遺品整理を受け付けてくれる業者、もしくは不用品回収業者に依頼すれば、処分も買取も受け付けてくれることが多いです。生前整理の際には、業者への相談も検討していきましょう。

生前整理を始める際には、まずどのような整理が必要なのか、事前に手順をチェックしておくことが大切です。また、生前整理をスムーズに進めるためにも、専門業者へ依頼することを前向きに検討しておきましょう。

三重で遺品整理・生前整理を受け付けているこころテラス東海では、生前整理のご依頼の際には、わかりやすく手順を説明した上でサポートをさせていただきます。お困りの際には、ぜひご相談ください。