生前整理とは、ご自身が亡くなった後に遺品整理や財産相続などで遺族に大きな負担がかからないよう、財産や住環境を整理しておくことです。遺品整理や財産を分配する過程で、トラブルになることは少なくありません。故人をしのぶどころか、財産をめぐる骨肉の争いになってしまうこともあるのです。

中には、自分のために生前整理をする方も増えています。自分のための生前整理では、財産の分配が自分の希望どおりに行われるようにするのが理想的です。往々にして、自分の考えとは異なる形で遺品整理が行われることが多く、自分の死後を考えて財産の分配を含めた身の周りの整理を行っておけば、そうした心配もなく安心してその後の生活が送れるでしょう。

具体的には、遺言書やエンディングノートを作成しておきます。本当に必要なものだけを残す、それ以外のものは思い出とともに整理すると、その後の人生は充実した時間を過ごせるようになります。

愛知で生前整理をサポートしているこころテラス東海は、これまで数多くの方の生前整理をお手伝いした実績があります。費用についてのお見積もりは無料ですので、まずはお問い合わせください。

生前整理を行うとなれば、何から進めていくか考えていかなくてはなりません。その際には、まず不用品の処分から始めるといいでしょう。

不用品とは、これからの生活に必要なものかどうかを見極める作業です。老後に残しておきたいもの、特に思い出深いものは残しておき、1年を振り返って見なかった・触らなかったものは思い切って処分するなど、時間をかけてもいいのでご自身で基準を設けて取り組んでみましょう。

整理すべきは、ものだけに限りません。忘れてはならないのが、パソコンやスマートフォンに残されたデータやDVD、ビデオテープなどのデジタルデータです。そして、インターネットや衛星放送といった有料契約をして利用しているサービスがあれば、そういったものもリストアップして不用ならば処分・解約をします。パソコンにも残しながらそれをプリントアウトしておくと、家族にも保管場所などがわかりやすくなります。

生前整理・終活におすすめなのが、エンディングノートの記入です。これまでの人生の棚卸を最後に行いましょう。エンディングノートは、家族に対して自分の言葉で想いを伝えられますし、これまでの人生を見つめ直すきっかけとなり、前向きになれます。ぜひ、じっくりと取り組んでみてください。

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