家族や身寄りのないおひとりさまが岡崎でも年々増えています。おひとりさまの終活として検討しておきたいのが、「死後事務委任契約」と呼ばれる契約です。

終活としての死後事務委任契約

通常、人が亡くなった場合、葬儀や役所への死亡届提出、年金手続き、クレジットカードの解約、遺品整理などを家族や親族で行います。しかし、身寄りのない方は誰にも頼めません。このような場合に、家族や親族以外の方が事務手続きを行える契約が死後事務委任契約です。死後の手続き一切を誰かに任せられるメリットから、安心して余生を過ごせるようになります。

役所で対応できるのは事務手続きではなく、各自治体のルールに基づいた火葬・納骨です。遺品整理までは行えません。実質的に大家さんや不動産管理会社が後片付けをすることになります。また、遺言書に事務手続きの記載があっても法的根拠はないため、指名された方が実行したくなければする必要はありません。遺言書の内容で法的な効果があるのは、財産分与や処分方法だけです。

最近は死後の事務手続きを行う方を見つけられないまま亡くなるケースも少なくありません。おひとりさまの終活の一つとして、生前に知人や友人、司法書士、行政書士などと死後事務委任契約を交わすことも必要といえます。

死後事務委任契約の内容とは？

死後事務委任契約に盛り込む内容は基本的に自由に決められます。該当する内容は主に各種行政手続き、葬儀や納骨、永代供養、生活用品、家財道具の処分、各種清算・解約手続き、親族などへの連絡、公共サービスの名義変更や解約、ネット上のホームページ・ブログ・SNSなどの死亡告知、パソコンデータの消去などです。

死後の手続きや遺品整理を他人に任せるにあたり、すべての情報を整理するとともに、生前整理を進めておく必要があります。不用品の処分や借金の返済、公正証書（遺言書）の作成といった準備をしておくと、死後事務委任契約の締結はより効果的なものになるでしょう。

こころテラス東海では豊富な知識とノウハウを活かして、遺品整理のやり方がわからない、終活で生前整理を行いたいという方のお手伝いに取り組んでいます。費用の見積もりは無料で行います。岡崎で遺品整理にかかる費用を把握する際も、こころテラス東海にご相談ください。

おひとりさまや死後の遺品整理の方法についてご紹介しました。死後には多数の事務手続きが発生するため、きちんと希望を伝えておかなければなりません。死後事務委任契約を検討する他、あらかじめ準備を進めておくと自分が望む最期を迎えることにつながります。岡崎で遺品整理や生前整理をご希望の際は、こころテラス東海にお任せください。岡崎をはじめ、愛知県近郊の遺品整理に取り組んでいます。ご依頼内容を丁寧にお伺いし、ご不安を解消できるよう適切なプランをご提案します。見積もりは無料のため、費用がどのくらいかかるか知りたいという場合も気軽にご利用ください。