遺品整理をしていると、処分するか残すか困るものが必ずでてきます。そうしたときに、どのように判断すればいいのかわからず、時間だけが過ぎてしまった…という方はいらっしゃいませんか？

今回は、遺品整理で残すべきもの、処分すべきものについてのポイントをご紹介します。

遺品整理で残すものとしては、通帳、現金、土地の権利書、売却した場合に価値があるもの、身分証明書、印鑑、鍵、思い出の品などがあります。また、個人的に判断ができない品も保管しておきましょう。

通帳関係は、お金に関する大切な記録が残っているため、どのようなものでも保存しておくことをおすすめします。現金や貴金属など、経済的な価値があるものは相続の対象となる可能性があるので、これも残しましょう。

一見、価値があるかないかの判断が難しそうな骨とう品、フィギュアや切手などのコレクションアイテム、勲章、美術品、ワインなどの年代物のお酒、エアコンなどの家電製品、趣味の品（将棋盤など）も売却価値があるため、残すことをおすすめします。骨とう品や美術品など付属の袋やひも、入れ物がある場合はこれらも一緒に取っておきましょう。

土地の権利書については、古くて読めないからといって処分する方が稀にいらっしゃいますが、法的効力を持つ大切なものですので処分せずに大切に保管するようにしてください。

その他、会社関係の書類などが遺品整理の際に見つかった場合は、一定期間保持しておきましょう。自営業の方は税金関係の書類や領収書を残している可能性が高いので、これも一定期間保管します。

最後に、個人的に価値が判断できないものの処分ですが、これは親族の間で相談して判断をするいいでしょう。

遺品整理で残すべきか処分すべきか、その判断に迷ったら、口コミでも人気の専門業者に判断をゆだねるのも1つの方法です。遺品整理の専門業者は、これまでの経験から、遺品に関する知識を豊富に持っています。価値のあるものや処分しても問題ないものを見極める力、いわゆる判断ができます。

また、故人がお部屋で亡くなってしまった場合は、なおさら遺品整理業者に頼るべきです。遺品整理業者は、室内清掃・特殊清掃にも対応している場合が多くあります。アパート・マンションなどの賃貸物件であれば、家賃の支払い期日までに遺品整理が終わるよう迅速かつ的確に行います。

残すもの、処分すべきものの判断ができず、遺品整理に時間がかかってしまっているという方は、ぜひ遺品整理に精通した専門業者にご相談ください。

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